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ひな人形には、近寄れない

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化学物質過敏症(CS)を発症して、いろいろな事が出来なくなりました。
その1つがひな人形に触れる事。
近寄る事さえ難しい。

この襖が入ったひな壇は、私の曾祖母の物でした。
そして、メンバー構成のバランスが悪いけれど、お内裏様4組と五人ばやし、道具類は、母と叔母達の物でした。(三人官女は、ネズミにかじられたとか・・・)

母と私とで、毎年実家で飾っていたのですが、私はCSを発症してから触れなくなりました。
母も年老いて作業が難しくなり、娘と息子に頼むようになりましたが、娘も診断がおりたので・・・。

何がダメなのか?
ひな人形には、ナフタリン、樟脳、パラジクロルベンゼン・・・防虫剤類が染み付いています。
私の場合は頭痛、吐き気、呼吸困難、めまいなど、刻一刻と症状が悪化するので、とにかく早く待避しなくてはいけません。
ひな人形の他、着物を着ている方との同席も難しいです。

世話が出来なくなったひな人形を、町のひな祭りの中心メンバーに相談して、引き取っていただく事になりました。感謝です。

今年は、写真の古民家の玄関の間に、飾っていただきました。

何軒もの家や土間に、ひな人形が飾られ、これからこの街並みの格子戸にも、歩きながら楽しめるように、手作り吊しびなや、保育園児の作品も飾られます。

一般公開は2日3日なのですが、特別に見せていただきました。
ささっと写真を写して、少し人形達から離れた玄関の外で、お家の方とお話しをしました。

おひなさま大好きなのに・・・。
昨年のこの地のひな祭りで、立派なおひなさまに、つい近寄って見てしまい、数分だったのに、もちろん活性炭マスクしてたのに、頭は何時間もガンガン鳴って、身体はふわふわ宇宙遊泳、眼も腫れました。

by huu-ku-mon-mon | 2013-03-01 00:02 | 体感・日記  

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