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ショールームでの事件

いや~大変な目に・・・・
そりゃ、化学物質過敏症(CS)ですから、ショールームなんて所は危険です!
しかし、合成洗剤、マジックインキ、金属音の洗礼を受けるなんて、思ってもみませんでした。

家のリフォームをする為に、夫が確認に行く予定でしたが、私も現物に触れてから決めたいと思い、一緒に出かけました。

活性炭マスクをして、後から入ってみると、係の方の説明が始まっていました。

大きさとか夫がいろいろ質問をしていたら、係の方が・・・合成界面活性剤入りのお風呂用洗剤を手にされたので、夫は「これは、身体に触るので使わないでください!」というような事を伝えました。
それでも、無視して洗剤を手にしたので、私は「止めてください!」と懇願しました。
それでも、シューシューと泡を出したのです。
もう、どうしようも無く、私は外に飛び出しました。

私は、素材のチェックを済ませていなかったので、防毒マスクに変えて、CS支援センターのリーフレットを持って・・・別の方に、後でこのリーフレットを読んで欲しいと伝えて渡しました。

私は、離れて浴槽に触れて、順にチェックしていたら。
口では「申し訳ありません」と言いながら、今度は油性のマジックインキを出してきてきたので「開けないで!止めてください!」と伝えましたが、またまた無視して壁面に塗り始め・・・「止めて!」と言っても、更に塗りました。
もう、CSに対する嫌がらせ、拷問です。

油性マジック(皮脂汚れ)が、洗剤無しで落とせるデモンストレーションでした。
「洗剤が使えない方には、便利です!」とまで言いました。
CSを知らないとは言え、客に対するあまりにも傲慢な係の方には、呆れてしまいました。

もう、これで終わりかと思ったら、更にもう1度マジックインキのデモンストレーションがあり、更にホウロウの板を木槌で強打もやりました。
大きな音は、身体に堪えます。

マニュアルの通りやられたのでしょう!
4度も!夫と私が、止めて!と繰り返し懇願するのを無視して強行したのです。

防毒マスクをしても、安全ではありません。
無防備な眼は、曝露して痛み始めて、そそくさとショールームから出ました。
そのまま帰るのも・・・
香料だらけの近付きたくない係の方と、お話するのも危険ですが、私の名刺(簡単なCS説明入り)をお渡しして帰路につきました。

夫とは別の車だったし・・・自力運転して、少し離れた所で酸素吸入。
頭はガンガン、眼はチカチカ、大変な疲労感。
洗剤とマジックインキだけでなく、ショールーム内の空気による曝露症状でしょう。
逃げ回ったので、この程度で済みました。

確かに曝露は覚悟の上で出かけましたが、目の前で合成洗剤を使われ、マジックを使われ、衝撃音。
「止めて!」という日本語が4度も通じなかったのがショックでした。

私が、もっと敏感だった頃なら、咳が止まらず呼吸困難になってうずくまっていたでしょう。
私、お客さんなんですけど。

CS発症して10年。
自分の家に住めなくなって7年。
やっと、リフォームして住める家にしようと、恐怖を封じ込めてトライし始めたというのに・・・気が遠くなってしまいました。

全国のショールームでも、同じなんでしょうか?
もっと、CSを知ってもらいたいです!

◇◇◇◇◇
ショールームの会社に、今後は化学物質過敏症患者にも配慮をお願いしたいとメールしました。
係の方も、この記事を見てくださり、この不思議な化学物質過敏症について知っていただけたら嬉しいです。
お会いして直接伝える事が、とても難しく残念です。

by huu-ku-mon-mon | 2014-06-25 20:43 | CS事件簿  

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